赤毛のアンのカントリーノート(写真:和田悟、構成・文:塩野米松) - レビュー
お勧め度★★★★☆
「赤毛のアンのカントリーノート」は、
読者をプリンス・エドワード島への旅へといざなう写真集です。
「赤毛のアンのカントリーノート」は、
4つの章から構成されています。
- 第1章 アンと散歩したい―プリンス・エドワード島―
- 第2章 アンの島へ
- 第3章 アンの大好きな植物たち
- 第4章 プリンス・エドワード島への旅
第1章では、赤毛のアンのストーリーの流れに沿って、
プリンス・エドワード島を旅することができます。
大判の美しい風景写真が、
本当に自分がプリンス・エドワード島に居るかのような、
臨場感を感じさせてくれます。
第2章では、アンの家グリーン・ゲイブルス*1や、
アンの学校など村の様子、モンゴメリの生家など、
たくさんの写真が紹介されています。
ライターの和田悟さんの旅行記も、旅行気分を高めてくれます。
こまごまとした生活の小物の写真も詳しく載っており、
アンたちの生活の様子を垣間見ることができます。
第3章には、アンが愛した植物たちのスケッチが、
第4章には、プリンス・エドワード島の地図などが掲載されています。
特にタイムトラベル感が味わえるのは2章でしょうか…。
1章も、写真が大きく、アンの世界に吸い込まれるように感じます。
いつまでも眺めていたい本です。
ただ、サイズが29.4 x 23 x 1.4 cmと、
ちょっと収納に困るほど大きいのが、難点ですが、
大きいがゆえの臨場感なので、仕方ないのかもしれません。
でも、ポケットサイズ版が出たら、もっと嬉しいですね…。
ソフトカバーで、一部モノクロ写真も含みます。
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*1:この本は1983年に出版されているので、1997年の火災以前のグリーン・ゲイブルスの写真です