英国スタイルの部屋(ヴィクトリア編集部) - レビュー
お勧め度★★★★☆
「英国スタイルの部屋」は、
ヴィクトリア様式の素敵なインテリアを紹介した本です。
素敵な部屋の写真の数々だけでなく、
L.M.モンゴメリの「赤毛のアン」や、
ダフネ・デュ・モーリアの「レベッカ」、
シャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」、
ギュスターヴ・フローベールの「ボヴァリー夫人」
等々、数々の文学作品からの引用も織り込まれていて、
味わい深い一冊となっています。
日本でこんなインテリアを実現するのは、
なかなか大変そうですが、
ちょっとしたお気に入りのコーナーを作る楽しみは、
真似してみたいところですね。
ところで、
この本で見つけた、お気に入りの一節を引用します。
ヘンリー・デイヴィット・ソーローは、随筆『読書』の中にこう記しています。「本を読むことで、なんと多くの人が同じ人生においてまた別の時代を経験できたであろうか?」誰にも邪魔されず、静かな部屋の片隅で読書するひとときはすばらしいものです。
私もソーローの言葉に全く同感です。
まさに「読書でタイムトラベル」ですね。
章立ては以下の通りです。
- まえがき
- イントロダクション
- 第1章 ひとりになる場所
- 第2章 楽しみを追求する
- 第3章 お気に入りを飾る
- 第4章 夢を見る場所
- 第5章 美しくなるために
- 第6章 自分だけのとっておきのスペース
- 訳者あとがき
よろしかったら一日1クリックで応援して下さい。
↓励みになります。
にほんブログ村
