青い城(L.M.モンゴメリ) - レビューとあらすじ
お勧め度★★★★★
「青い城」は、
「赤毛のアン」で有名なルーシー・モード・モンゴメリによる、
大人の女性向けの小説です。
青い城 (New Montgomery Books 4)
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書名 | 原題 | 出版年 | 種類 | 原文 |
---|---|---|---|---|
青い城 | The Blue Castle | 1926 | 小説 | PGA |
こわごわ生きてきた29歳のヴァランシーが、
ひょんなことから自分の殻を破り捨てて、
思い通りに生き始める…。
大変面白いストーリーで、
スピード感のある展開に引き込まれます。
「青い城」の舞台はカナダのマスコウカ地方。
モンゴメリはここで休暇を過ごして気に入り、
物語の舞台として選んだそうです。
「青い城」は、
篠崎書林のNew Montgomery Booksからも出ていますし、
角川文庫からも、同じ谷口由美子訳で出ています。
青い城 (角川文庫)
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あらすじ
いつもおびえていて、
周囲の言いなりになっているヴァランシーは、
みじめな思いで29歳の誕生日を迎えた。
想像の世界では"青い城"に住んでいるヴァランシーだが、
この日は"青い城"への鍵を見つけることができなかった。
ところが、この日、
心臓の痛みで医者にかかったことがきっかけで、
ヴァランシーの世界は一変する。
余命一年と伝えられたヴァランシーは、
自分の殻を突き破り、
これまで彼女を抑えつけていたものすべてをはねのけて、
思うがままに話し、
思うがままに行動し始める。
彼女を待っていたのは、
新しい生活、新しい世界だった……
青い城 (New Montgomery Books 4)
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青い城 (角川文庫)
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