赤毛のアンの世界 - 作者モンゴメリの生きた日々(M.ギレン著) - レビュー

お勧め度★★★★★

赤毛のアンの作者ルーシー・モード・モンゴメリを、
もっとよく知りたい、という方には、
「赤毛のアンの世界―作者モンゴメリの生きた日々」
という本がお勧めです。

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M. ギレン
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新潮文庫から出ているので、
村岡花子訳のアンブックスと一緒に本棚に並べておくと、
ちょっと幸せな気持ちです。
表紙デザインも可愛くて嬉しいですね。

さて、本の内容ですが、
赤毛のアンの作者ルーシー・モード・モンゴメリの生涯を、
カナダ・プリンスエドワード島の美しい風景写真や、
L・M・モンゴメリとその家族の写真、
「アンの家」の写真などなど、
豊富に織り交ぜながら紹介しています。

「赤毛のアンの世界―作者モンゴメリの生きた日々」には、
L・M・モンゴメリが、
地道な努力を重ねて作家への道を歩んで行った様子が、
ペンフレンド宛の書簡等を引用して、
"赤裸々に"描かれています。
ルーシー・モード・モンゴメリを、
ぐっと身近に感じられるイチオシの一冊です。

赤毛のアンの世界―作者モンゴメリの生きた日々 (新潮文庫)

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「赤毛のアンの世界」に描かれたモンゴメリは、
まさにモンゴメリ著「可愛いエミリー」シリーズの物語の
エミリーそのもの、といった感じです。
「可愛いエミリー」シリーズ(エミリーブックス)は、
モンゴメリの自伝的小説と言われていますが、
本当にそんな雰囲気ですね。